KIRINJI LIVE2011
20111020 SHIBUYA-AX
20111025 umedaAKASO

PCTOP/MUSICTOP


セットリスト
(間違いがあったらご連絡ください)

1.スウィート・ソウル
2.鋼鉄の馬
3.温泉街のエトランジェ
4.牡牛座ラプソディ
5.クレイジー・サマー
6.悪い習慣
7.柳のように揺れるネクタイの
8.Lullaby
9.地を這う者に翼はいらぬ
10.ハルニレ
11.わたしの青い空
12.お針子の唄
13.それもきっとしあわせ
14.風を撃て
15.僕の心のありったけ
16.Golden harvest
17.太陽とヴィーナス
18.絶交
19.ジョナサン
20.夏の光

−アンコール−
21.鼻紙
22.くよくよするなよ
23.あたらしい友だち


AX AKASO
服装など :白地に黒チェックのシャツ・青っぽいネクタイ・チノパン(に見えました)

:黒っぽくて小さなドット柄のシャツ・中に黄色のTシャツ・紺色のジーンズ
:白いシャツに青緑のネクタイ・チノパン
(前回は途中でシャツを腕まくりしていましたが、今回は最初から腕まくりの状態で登場。)

:青のラルフローレンの長袖ポロシャツ・薄茶のコーデュロイパンツ
曲について いきなり一曲目が「スウィートソウル」。かなり意表を突かれました。

過去のライブで「この曲はきっともう二度と聞けないんだろうな」と思っていた曲を結構やってくれました。
「ライブを聞きながら酔っ払っている人に捧ぐ」といって始まった「悪い習慣」など、「そういえばこんな曲もあった!」の連続。

隠れた名曲なため、割と落ち着いた選曲。(一言で言うと地味?イヤイヤ、昔からのファンには嬉しい選曲でしたよ!?)

今回はニューアルバム
「SONGBOOK」を中心に行ったライヴだと思って行ったのですが、実際は4曲でした。

実はこの日ワタシはまだ
「SONGBOOK」が手元に届いていなかったため、楽曲提供した曲をキリンジが歌うとどうなるのかさえもこの日までわからずだったのですが、
どれもすばらしかったです。
「お針子の唄」は出だし泰行氏がつっかかって演奏ストップ、やりなおし。
あまり演奏をストップして歌いなおしたところを見たことがなかったのでびっくりでした。

でもリベンジの
「お針子の唄」
曲、アレンジの素晴らしさに圧倒されました!
その後の
「それもきっとしあわせ」も心に響くものがありました。
そういえば丁度一年前、鈴木亜美さんにお仕事でご一緒する機会があり、キリンジという話題のネタを前もって用意してからお会いしたのです。PVとか見まくって(笑)
結局お話する機会に全く恵まれず、ネタも使われないまま終わったのですが(笑)

このあたりからアップテンポな曲のターン。
Golden harvest」など、今の季節にもぴったり!
小麦の歌ではありますが、ワタシはボジョレーヌーボーのあたりになるとこの曲が聞きたくなります;

「夏の光」ではミラーボールが降りてきて、会場内が夏の光の残像でいっぱいに。
大盛り上がりで終了。

その後アンコールではまたレアな選曲。
そして最後は東日本大震災のチャリティーソング、
「あたらしいともだち」
聞くたびにじわっとくるのですが、ライブで生で聞くと泣きそうになってやばかったです。
セットリストはAX2日目と同じ。
久々に聞いた
「鋼鉄の馬」はAXからの何日かブームでした。
「マイナーな曲」とか、ご本人も仰ってましたが;
でも改めていい曲だと気付かせてくれる場がライブだと思います。

今日のお兄ちゃんは前回のAXに比べると歌うのが苦しそうにワタシには見えたかな。
でもやっぱり
「わたしの青い空」の歌詞は高樹氏の声で聞きたい。

そうそう、
「それもきっとしあわせ」は一緒に見たお友達からしても心に残る歌だったようです。
創作する仕事をする人は皆、自分の身に歌詞を置き換えるみたいですよ。

「僕の心のありったけ」では、ヤスのテンポで演奏に一瞬ズレが生じ、兄がニヤリとする場面がありました。
その後の
「太陽とヴィーナス」ではまた出だしを歌いなおし。今回は完全に演奏は止めずにやり直してました。
3日間という、いつもと比べて短いツアーだったためか、本調子ではなかったのでしょうか。

追加公演、してくれればいいのにな・・・。

でも泰行氏の声の伸びはAX2日目より良かったように思います。5日間の間が開いていたのが良かったのでしょうかねぇ。
MC MCはこの日冴えわたってましたよ。
「本日早くもツアー中日」という挨拶から会場内が沸き、
兄がシャツの袖を腕まくりしようとしてる所にポツリとヤスの一言
「太腕繁盛記」もツボでした。
ちなみに袖の長さにはこだわりがあるようで、7分袖ぐらいまで折り返してました。

「SONGBOOK」の紹介では「買ったCDがライブ盤とかだとがっかりするでしょ?」だからリマスタリングをしたんだとか、よくよく考えると結構毒を吐いてました。
更にはツアーグッズの紹介でも、ボイエンシーTシャツが前回のツアーに間に合わなかったからと言って販売した事も自虐的に説明。
後のタンブラーや手鏡などのラインナップを紹介した後タムゲンさんが
「要するに前回と同じラインナップだよね」という鋭いツッコミに慌てる兄弟。
「ぼんやりした子がカワイイ〜とか言ってまたタンブラーを買うかもしれないんだから余計な事を言わない!」とか言ってて、あまりの毒成分にやられそうになりましたたよ(笑)

それから一番受けたのが、泰行氏が突然発した
「今年の紅白に出場が決まって、何を歌うか悩む夢を見た」という一言で会場内が爆笑の渦に。
その曲がまた
「ダルダラ」というテクノ調の歌だとかで、「ダルダラは歌いたくない!」と言いながら目覚めたんだとか。
「ダルダラ、どんな曲か歌ってみてよ」とノリノリの兄。兄は「♪俺はダルダラ〜」と突然歌いだした後、ヤスにも促したのですが、結局は歌わず仕舞いでした。聞きたかった〜!
兄がツアー中見る夢は、演奏しようとするとギターの弦が一本も無くなっていて演奏できなかったり、お客さんが一人も居なかったりという内容だそうです。
だからヤスの歌が楽しそうで羨ましがっていました。

アンコールでTシャツに着替えて出てきた時も物販の宣伝をひたすら続けていて、何だか大人の事情が垣間見えました(笑)今までここまで宣伝した事なかったような。

そしてライブ終了時、去り際の兄の
「大阪で待ってます」という一言を真に受けたワタシは、大阪に行くのでした(笑)
AX2日目のMCの面白さとはうって変わり、何故か終始真面目モードな二人。
「本日3回目にして千秋楽」とか、進行上の決まり文句が大体同じ内容なのはいつもの事なのですが、何故だろう?大人しい・・・。

そう思っていたら実は
「AX2日目の時、ライブ盤を悪く言ったらその後で怒られた」のだそうで;;;
だから余計な事を言わないようにしていたらしいですよ・・・。
でも毒成分のない兄樹は物足りない!
(取り繕ったようなライブ盤もいいよね〜発言にはちょっと笑いましたが;)
「余計な事を言わないでおくとかいちいち言っているとこれがまた火に油を注ぐことになる」とか言ってました(笑)ドツボにはまる兄;

で、何とか話題を捻り出そうと、ご当地トークを始めるも、
「大阪といえば・・・大阪秋の陣」とか、言ってて全く興味なさげな話題であっという間に尻すぼみ(笑)
でも政界の話題とか兄にさせたらまたいけないこと喋りだしそうだし、話が膨らまなくてよかった気もしますけど;

それにしてもえらい人に怒られてしゅんとしてしまう兄弟はなかなかかわいいですな。

後はアンコールでTシャツを着て出てきた時に
「兄が着ているのがLで自分が着ているのがM」という説明に苦笑いする兄にちょっと笑っちゃいました。

最後去り際、
「もう年内は会う機会もないでしょうが」という言葉に会場内が「え〜〜〜っ!?」の嵐。
でも
「頑張ってCD出すので!」という兄の言葉を再び真に受けて、大人しく待つ事にします(笑)
その他 とにかく「ダルダラ」というワードにインパクトがありすぎて、その後仲間内で「ダルダラ」を乱用してました;
「あ〜今日ダルダラだわ〜」とか
「食欲の秋でワタシの腹がダルダラ」とか;
使い方多分間違ってるだろうけど、とにかく言いたいだけって感じでした;
今回初参戦のお友達と一緒に見ました。
久しぶりに前方で見たのですが、人ぎっちりで空調も最初あまり効いておらず暑くて辛かったです。
途中から空調が下がり、ノリの良い曲になると少々動きもとれるようになってきて回復しましたが。
直立不動は疲れますよね〜;



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