6日目

11月24日(日）ボルドーサンジャン駅～リールヨーロッパ駅～ブリュッセル南駅
さて、今日は移動日です。何度もお世話になったボルドーサンジャン駅を後にして、まず初日に使った路線を戻り、シャルルドゴール空港を通過して更にベルギーとの国境付近のリールという街まで向かいます。緊張の移動日。その理由はリールからベルギーのブリュッセルまで行くユーロスターに乗り換えなのです。乗り換えの時間は一時間。プリントアウトした切符には「ユーロスターに乗車する際にはパスポートチェックと手荷物検査があるから、発車時刻の３０分前までに来るように」と書かれているので、そのためにはこの前のカルカッソンヌからボルドーまでの電車のように遅延されては困るのです！まあ国境付近まで来れたらブリュッセルまではそれほどかからないし、電車に乗り遅れたとしても何とかなるとは思ってましたが・・・。でも幸運な事に電車は定刻通りに到着。ユーロスター乗り場の方に向かっていき、長蛇の列になっているゲートに並びました。そしたら係員の人が突然早口な英語で「あんたはあっち！この列はロンドン行きの人！」ってな感じの事を言われる。え、でもここユーロスター乗り場だよね・・・？まだ電光掲示板には乗るつもりの列車のホームは表示されておらず（大概表示されるのが15分前とかだった）「30分前に検査受けろ」の指示を気にしておろおろ。・・・そしたらブリュッセル行きのユーロスターは何のチェックも要らずにさっきTGVでここまで来たホームのほうから出発しました。イギリス出入国の際はチェック必要だけどEU諸国はスルーでいいんですね・・・。つーか紛らわしい説明を切符に書かないでほしいわ！ユーロスターは混んでいて、今までと同じ1等でも座席は狭く窮屈。でもユーロスターに乗るのは10年以上ぶりなので食堂車に行ってみたりうろうろしてたら乗務員の人に訝しがられてしまいました；ユーロスターでブリュッセルまで40分弱。南駅に着いて向かう先は、今回の旅を決めたきっかけとなった日本人が経営しているアパート「メゾンかなざわ」さんです。ここのお部屋が取れなかったら、旅行を決断していなかったと思います。南駅からは「プレメトロ」とトラムを乗り継いで向かったわけですが、初めて乗るプレメトロにそわそわ。プレメトロは、トラムが途中から地中に潜って地下鉄になるのです。そしてここブリュッセルの言語は、仏語と蘭語。駅には2通りの言語で表示されていることがしばらく慣れませんでした。そんで反対方向のプレメトロ乗っちゃって戻ったりしてやっとアパートに到着。お部屋のインターホンの所には、一週間の滞在にも関わらず、ちゃんとワタシの苗字が記してある。大家さんのかなざわさんのインターホンを鳴らすと、すぐにご主人が出てきました。このアパートを知ったのは、世界の日本人宿がまとめてあるサイトだったのですが、その後テレビでも紹介されていたのを見ていたのでかなざわさんのお顔は知っていました。ワタシが今日から泊まるお部屋は「１０１」号室。アパートには9部屋あるって言ってたかな？シングルルームではあるけれど、一人じゃ勿体無いぐらいの広さ。キッチンも広い～。洗濯機の使い方など一通り説明を受けて「疲れていなかったら管理人部屋にお茶でも飲みに来ませんか？」とかなざわさん。そう言われ、お言葉に甘えて中庭越しに管理人部屋まで行くとそこはまるで日本でした。テレビも日本の衛星チャンネルを入れていると言っていたし、インテリアも洋風な中に和小物がずらり。日本からのお客さんがお土産に持ってくるんでしょうね。ワタシも日本のお酒と飴を手渡しました。日本茶と羊羹を出していただき、かなざわさんと奥様と3人で色々とお話。「え、1等なんかで来たの！？」と笑われちゃいましたよ（笑）その後「夕飯も食べていきなさい」と言ってくださったので図々しくいただく事に。この日は日曜日だったからお店も閉まってるし、開いてるレストラン探さずに済んだので有難かった。しかも、温かい食事！（笑）白米に味噌汁！漸くひもじい食生活から脱する事が出来て、本当に有難かったです。さて、今日からやってみたかった「暮らすように滞在する」旅のスタートです。	TGV1等。快適でした～お部屋その①。食器などすべて揃ってます。お部屋その②。さっきと逆方向のキッチン側から見るとこんな。左奥にはトイレ、手前にバスタブ。派手派手な花柄の壁紙もオシャレに感じるから不思議。
朝～昼・PAULで買ったクロワッサンダマンド。好物。フランスで食べ残したものなどを運びながら食べる。駄菓子のケーキ（０．８１ユーロ）割とおいしい。夜・（メゾンかなざわさんで）色々おもてなし。ワタシも持ってきていた日本食材をいくつか出す。いきなり大家さんの部屋のキッチンで調理したよ。

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11月24日(日）ボルドーサンジャン駅～リールヨーロッパ駅～ブリュッセル南駅
さて、今日は移動日です。何度もお世話になったボルドーサンジャン駅を後にして、まず初日に使った路線を戻り、シャルルドゴール空港を通過して更にベルギーとの国境付近のリールという街まで向かいます。緊張の移動日。その理由はリールからベルギーのブリュッセルまで行くユーロスターに乗り換えなのです。乗り換えの時間は一時間。プリントアウトした切符には「ユーロスターに乗車する際にはパスポートチェックと手荷物検査があるから、発車時刻の３０分前までに来るように」と書かれているので、そのためにはこの前のカルカッソンヌからボルドーまでの電車のように遅延されては困るのです！まあ国境付近まで来れたらブリュッセルまではそれほどかからないし、電車に乗り遅れたとしても何とかなるとは思ってましたが・・・。でも幸運な事に電車は定刻通りに到着。ユーロスター乗り場の方に向かっていき、長蛇の列になっているゲートに並びました。そしたら係員の人が突然早口な英語で「あんたはあっち！この列はロンドン行きの人！」ってな感じの事を言われる。え、でもここユーロスター乗り場だよね・・・？まだ電光掲示板には乗るつもりの列車のホームは表示されておらず（大概表示されるのが15分前とかだった）「30分前に検査受けろ」の指示を気にしておろおろ。・・・そしたらブリュッセル行きのユーロスターは何のチェックも要らずにさっきTGVでここまで来たホームのほうから出発しました。イギリス出入国の際はチェック必要だけどEU諸国はスルーでいいんですね・・・。つーか紛らわしい説明を切符に書かないでほしいわ！ユーロスターは混んでいて、今までと同じ1等でも座席は狭く窮屈。でもユーロスターに乗るのは10年以上ぶりなので食堂車に行ってみたりうろうろしてたら乗務員の人に訝しがられてしまいました；ユーロスターでブリュッセルまで40分弱。南駅に着いて向かう先は、今回の旅を決めたきっかけとなった日本人が経営しているアパート「メゾンかなざわ」さんです。ここのお部屋が取れなかったら、旅行を決断していなかったと思います。南駅からは「プレメトロ」とトラムを乗り継いで向かったわけですが、初めて乗るプレメトロにそわそわ。プレメトロは、トラムが途中から地中に潜って地下鉄になるのです。そしてここブリュッセルの言語は、仏語と蘭語。駅には2通りの言語で表示されていることがしばらく慣れませんでした。そんで反対方向のプレメトロ乗っちゃって戻ったりしてやっとアパートに到着。お部屋のインターホンの所には、一週間の滞在にも関わらず、ちゃんとワタシの苗字が記してある。大家さんのかなざわさんのインターホンを鳴らすと、すぐにご主人が出てきました。このアパートを知ったのは、世界の日本人宿がまとめてあるサイトだったのですが、その後テレビでも紹介されていたのを見ていたのでかなざわさんのお顔は知っていました。ワタシが今日から泊まるお部屋は「１０１」号室。アパートには9部屋あるって言ってたかな？シングルルームではあるけれど、一人じゃ勿体無いぐらいの広さ。キッチンも広い～。洗濯機の使い方など一通り説明を受けて「疲れていなかったら管理人部屋にお茶でも飲みに来ませんか？」とかなざわさん。そう言われ、お言葉に甘えて中庭越しに管理人部屋まで行くとそこはまるで日本でした。テレビも日本の衛星チャンネルを入れていると言っていたし、インテリアも洋風な中に和小物がずらり。日本からのお客さんがお土産に持ってくるんでしょうね。ワタシも日本のお酒と飴を手渡しました。日本茶と羊羹を出していただき、かなざわさんと奥様と3人で色々とお話。「え、1等なんかで来たの！？」と笑われちゃいましたよ（笑）その後「夕飯も食べていきなさい」と言ってくださったので図々しくいただく事に。この日は日曜日だったからお店も閉まってるし、開いてるレストラン探さずに済んだので有難かった。しかも、温かい食事！（笑）白米に味噌汁！漸くひもじい食生活から脱する事が出来て、本当に有難かったです。さて、今日からやってみたかった「暮らすように滞在する」旅のスタートです。	TGV1等。快適でした～お部屋その①。食器などすべて揃ってます。お部屋その②。さっきと逆方向のキッチン側から見るとこんな。左奥にはトイレ、手前にバスタブ。派手派手な花柄の壁紙もオシャレに感じるから不思議。
朝～昼・PAULで買ったクロワッサンダマンド。好物。フランスで食べ残したものなどを運びながら食べる。駄菓子のケーキ（０．８１ユーロ）割とおいしい。夜・（メゾンかなざわさんで）色々おもてなし。ワタシも持ってきていた日本食材をいくつか出す。いきなり大家さんの部屋のキッチンで調理したよ。